盆栽の資格を取って、盆栽教室の講師をしたり、園芸ショップで働いたりしてみませんか。

日本の伝統文化である「盆栽」は近年海外でも芸術性が評価され人気が上がっており、夢はどこまでも広がります。

現在、盆栽に関する資格は3種類あります。その3つは、「盆栽クリエイター」、「苔玉作りインストラクター」、「盆栽士」です。

また、さらに盆栽の知識が広がる園芸関係の資格が5つあります。

初耳の方も多いと思いますが、実はこれらの盆栽の資格はしっかり勉強すれば初心者でも合格可能で、合格すれば盆栽資格保持者としてスキルアップができます。

最後まで読めば、盆栽の資格取得に向けて最初の一歩を踏み出せることでしょう。それでは、8つの盆栽資格を詳しくご紹介します。

目次

盆栽資格の人気ランキング

最近、盆栽が世界的な注目を集めていのはご存知ですか?鉢の中に日本の美が集約されており、四季折々の表情を見せる、変化する芸術として盆栽は欧米で大変人気があります。アメリカやフランス、スペインでは盆栽の専門誌が何万部も発行されており、盆栽は今や世界の「BONSAI」として関心が高まっています。

盆栽は山野にある植物を鉢の中で育てていきながら、自然にある植物の姿以上の美しさを求めていく趣味であり、日本の伝統的な芸術でもあります。素晴らしい盆栽を眺めていると、いつしかその樹木を見上げているような気分になります。そしてそこに季節の移り変わりや風のそよめき、大地の霊感など、かつて体験した自然美の光景が立ち現れてくるのです。

そんな魅力を持った盆栽に、ビジネスのチャンスが隠されているかもしれません。実際に盆栽の中には、1億円以上の評価がつけられた作品がありますし、カルチャースクールなどで盆栽に関連するセミナー講師として活躍する方もいらっしゃいます。

盆栽は、初心者の方には敷居が高いというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、育て方や剪定などの基礎的なポイントをつかんでしまいさえすれば、誰でも親しむことができます。ただ、自己流の育て方では、知識が偏ってしまったりしてなかなかうまくいかないことが多いでしょう。その点、盆栽に関する資格を取得すれば、盆栽に関する正しい知識があるという自信になりますし、知識や技術があることの客観的な証明にもなります。

ここでは、そんな「盆栽」に関連する資格をランキング形式でご紹介していきます。

第1位「盆栽クリエイター」

に関連する資格のなかで最も人気が高かったのは、「盆栽クリエイター」です。この資格は、日本のデザインを推進する日本デザインプランナー協会が主催する認定資格です。この資格によって、盆栽に使う樹種の知識、盆栽の剪定などの育て方、海外での盆栽のあり方、盆栽の選び方・買い方などの知識を有していることが証明されます。この資格によって得た知識で、海外に盆栽の素晴らしさを発信できる知識が身につくことでしょう。
資格を取得した後には、盆栽クリエイターとして自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができることも、この資格の大きな魅力だといえます。盆栽を趣味ではなく、お仕事にしたいという方にぴったりの資格だといえます。

第2位「苔玉作りインストラクター」

次に人気が高かったのは、「苔玉作りインストラクター」でした。苔玉作りインストラクターは、日本インストラクター技術協会が主催する認定資格です。苔玉とは、植物の根を土で丸く包み、そのまわりにコケを張り付け糸で固定したもので、よくインテリアの一部などとして飾られたりします。盆栽の飾り付けに使うこともできます。

苔玉作りはあくまで盆栽の飾り付けという位置づけでしたが、最近では苔玉作り単体にも注目が集まっています。苔玉作り体験教室などが開かれていることもあり、ころころとしてかわいらしいその姿は女性を中心にとても人気があります。

第3位「盆栽士」

日本園芸協会が主催する「盆栽士」も人気の高い資格です。盆栽の知識や技能の認定資格であり、同協会が実施する通信講座も人気があります。

以上、盆栽に関連する資格をランキング形式でご紹介していきました。ぜひ、資格取得の際のご参考にされてみてください。

それでは、盆栽に関する資格をもっと詳しくみていきましょう。盆栽以外にも合わせてとっておきたいガーデニングの資格もご紹介しています。また、盆栽の資格を生かした開業方法もご紹介しています。是非、盆栽を仕事として生かしてくださいね!

盆栽クリエイター

盆栽の歴史、盆栽の専門用語、樹種の知識、海外での盆栽の在り方など、盆栽に関する基本的な知識が必要な資格です。盆栽講師になるには必ず持っておきたい資格の1つで、一度取得すれば盆栽教室の講師職やカルチャーセンターの講師職などに就くことができます。

盆栽クリエイター

  • 資格の管理団体:日本デザインプランナー協会
  • 種別:民間資格
  • 資格の取得方法:在宅受験
  • 受験料・更新料等:10,000円
  • 難易度:初級レベル

盆栽クリエイターの取得方法

盆栽クリエイターの資格を取得するには、年に6回行われる試験を在宅で受験し、その試験に合格する必要があります。盆栽クリエイターの合格の難易度は比較的易しく、全体の合格率は70%以上です。合否判定通知書は試験日から1ヶ月後に郵送されます。

盆栽クリエイターの試験方式

インターネットで盆栽クリエイターの試験に申し込みをすると、数日以内に登録した住所に試験問題と解答用紙が郵送されます。

決められた期限までに試験問題を解いて、解答を記入した解答用紙を指定の場所に送り、試験は完了です。試験の受験時間は大体1週間ほど与えられていますので、期間内でしたらいつ問題を解いても大丈夫です。

盆栽クリエイターの試験内容

盆栽クリエイターの試験では、盆栽の過去から現在までの歩み、購入の際の盆栽の選び方の知識、盆栽の世話に関する知識、病害虫に対する対策の知識など、盆栽に関する全般的な知識が問われます。

また、盆栽が海外でどのように受け入れられているのか、盆栽に関する専門知識など、「盆栽を育てる立場」、「盆栽を広める立場」の両面の豊富な知識が必要となるのが特徴です。

盆栽クリエイターの取得までの流れ

日本デザインプランナー協会のホームページで受験申し込みをする

数日後、問題用紙と解答用紙が自宅に届く

問題用紙と解答用紙は代引引換になっており、受験料1万円は代引料として支払う

期間内に解答用紙に解答を記入し送る

約1ヶ月後に合否結果が自宅に郵送される

盆栽クリエイターの問い合わせ先

〒103-0026

住所:東京都中央区日本橋兜町5-1AIG兜町ビル3階

協会名:日本デザインプランナー協会

苔玉作りインストラクター

盆栽は、鉢に植える方法と、土を丸めて苔を張った苔玉に植える方法の2種類があります。そんな苔玉を作るための知識や技術を問われる資格が苔玉作りインストラクターです。

苔玉は盆栽などの和草だけでなく、洋花と組み合わせても楽しむことができます。

苔玉作りインストラクター

  • 資格の管理団体:日本インストラクター技術協会
  • 種別:民間資格
  • 資格の取得方法:在宅受験
  • 受験料・更新料等:10,000円
  • 難易度:初級レベル

苔玉作りインストラクターの取得方法

苔玉作りインストラクターの資格を取得するための試験は、自宅で受験をすることができます。試験は年に6回行われ、自宅で試験問題を解いて解答用紙を郵送する受験スタイルです。合否判定通知書は試験日から約1ヶ月後に登録住所に郵送されます。

苔玉作りインストラクターの試験方法

日本インストラクター技術協会のホームページの「受験申し込み」のボタンをクリックすると、資格一覧が表示されます。

資格一覧の中から苔玉作りインストラクターをチェックし、ページ下にある必要事項欄に情報を入力してください。

申し込みが完了すると自宅に問題用紙と解答用紙が届きますので、期間内に問題を解いて日本インストラクター技術協会に郵送し、試験は終了です。

合格のための基準については、正解率70%以上で合格となっています。比較的易しい試験ですので、趣味のスキルアップとして資格を取得する人も多いです。

苔玉作りインストラクターの試験内容

苔玉作りインストラクターの試験に合格するには、苔玉の作り方の技術や関連する知識が問われるだけでなく、苔玉作りに関する技術・知識を指導する能力も問われます。

試験では苔玉に関する問題だけでなく、盆栽の海外での在り方や英語で盆栽がどのように表記されているかなど、苔玉や盆栽に関する知識が穴埋め形式で問われます。

苔玉作りインストラクターの取得までの流れ

日本インストラクター技術協会のホームページで受験申し込みをする

数日後、問題用紙と解答用紙が登録住所に届く

問題用紙と解答用紙の代引料として、受験料1万円を支払う

期間内に解答用紙に解答を記入し日本インストラクター技術協会に送る

約1ヶ月後に合否結果が自宅に郵送される

苔玉作りインストラクターの問い合わせ先

〒102-0084

住所:東京都千代田区二番町5-2麹町駅プラザ901

協会名:日本インストラクター技術協会

盆栽士

盆栽士は日本園芸協会が提供する資格です。盆栽の基礎的な知識から、盆栽の剪定、針金かけなどの実践的な知識までが問われます。

盆栽士の資格を取れば盆栽教室の講師として活動することが可能ですし、講師職だけでなく盆栽の販売などの仕事に就く時にも役立ちます。

ただ、盆栽士の資格はあくまでも盆栽知識の入門段階ですので、盆栽士の資格を取ってからさらに経験を積むと良いでしょう。

盆栽士

  • 資格の管理団体:日本園芸協会
  • 種別:民間資格
  • 資格の取得方法:通信講座を受講
  • 受験料・更新料等:51,000円
  • 難易度:初級レベル

盆栽士の取得方法

盆栽士の資格は、日本園芸協会が行っている盆栽技能講座を受講し、全ての課題をクリアすると取得することができます。課題はその都度提出する形となっており、課題を提出すると添削されたものが戻ってきますので、レベルアップや課題を確認することができるでしょう。

講座の中には実技課題もあります。盆栽の剪定など、いくつか課題が提示され、実際に剪定を行なった写真を提出する課題です。課題が一定のレベルに満たなかった場合は再提出となりますが、合格レベルになるまで丁寧に添削・指導してもらえます。

盆栽士の講座内容

盆栽士の資格講座では、盆栽の鉢と土の扱い方などの基礎知識から盆栽の剪定や針金かけなどの実技技術まで、幅広く問われます。

応用知識として割れてしまった幹である「サバ幹作り」への対処法なども学ぶことができますので、本格的な盆栽の知識や技能を取得して、プロの盆栽講師として勤務する際も役立ちます。

盆栽士の取得までの流れ

日本園芸協会のホームページより「盆栽技能講座」の受講申し込みをする

申込後10日以内に登録住所に教材が届く

講座を受講する(平均受講期間は1年間)

講座受講終了後、盆栽士の認定証が届く

盆栽士の問い合わせ先

〒151-0062

住所:東京都渋谷区元代々木町14-3

協会名:日本園芸協会

電話番号:03-3465-5171

園芸装飾技能士

園芸装飾技能士は園芸の装飾に必要な知識を問う国家資格です。園芸装飾技能士は技能検定制度の一種で、合格すると「園芸装飾技能士」を名乗って仕事をすることができます。

園芸の装飾に必要な基礎知識を証明することができますので、盆栽の仕事をする上でも役に立ちます。園芸装飾技能士を取得することで、ワンランク上の装飾スキルを持っていることの証明をすることができるでしょう。

園芸装飾技能士

  • 資格の管理団体:職業能力開発協会
  • 種別:国家資格
  • 資格の取得方法:各都道府県の会場にて試験
  • 受験料・更新料等:学科試験料3,100円、実技試験料17,900円(都道府県によって異なる)
  • 難易度:3級(超初級レベル)2級(初級レベル)1級(中級レベル)

園芸装飾技能士の取得方法

園芸装飾技能士の試験は毎年4月上旬に申し込み期間があり、受験する都道府県によって6月上旬〜9月中旬に試験が行われます。

受験級は3級〜1級までとなっており、2級と1級には受験資格が設けられています。

2級の受験資格は実務経験が2年以上あり、3級を合格していることです。1級の受験資格は7年以上の実務経験が求められ、3級合格後4年以上、2級合格後2年以上の実務経験が必要となっています。

試験当日は、試験会場となっている会場に行き、学科試験と実技試験を受けましょう。試験日より約1ヶ月後に合否判定通知書が自宅に郵送されます。

園芸装飾技能士の試験方法

園芸装飾技能士の試験に合格するには、都道府県で指定されている試験会場に行き、学科試験と実技試験を受験します。

園芸装飾技能士の試験内容

園芸装飾技能士の学科試験では、室内園芸装飾法や観賞用植物の維持管理法に関する試験問題が出題されます。

実技試験では「課題図に示されたインドアガーデンを製作しなさい」「鉢植え作業を適切に行いなさい」などの実技課題が出題され、課題に沿って成果物を製作し、レベルが一定以上に達していると判断されると合格になります。

園芸装飾技能士の取得までの流れ

受験申込書を入手して申し込みをする

受験票が自宅に届く

指定された試験会場に行く

学科試験と実技試験を受験する

約1ヶ月後に合否判定通知書が届く

*園芸装飾技能士の受験申込方法は、都道府県によって異なります。詳しくは全国の職業能力開発協会を統括する、中央職業能力開発協会にお問い合わせ下さい。

園芸装飾技能士の問い合わせ先

〒112-8503

住所:東京都文京区小石川1-4-1住友不動産後楽園ビル

協会名:中央職業能力開発協会

電話番号:03-6758-2859

園芸療法士

園芸療法士は別名「園芸セラピスト」とも呼ばれている、園芸を通して高齢者や心に傷を負った人などの心のケアに役立てる療法を行う技術を証明するための資格です。

園芸療法士の概念は、第二次世界大戦後の1950年代にアメリカや北欧で生まれました。現在では日本でも少しずつ広まりを見せています。

盆栽を含めた園芸活動が人に与える影響について学習することができ、盆栽の仕事の幅や知識が広がる資格となっています。

園芸療法士

  • 資格の管理団体:日本園芸療法士協会
  • 種別:民間資格
  • 資格の取得方法:通信講座を受講または日本園芸療法学園に通い講座を受講
  • 受験料・更新料等:360,000円
  • 難易度:中級レベル

園芸療法士の取得方法

園芸療法士を取得するには3種類の方法があります。

1つ目は日本園芸療法士協会が行っている通信講座を受講する方法、2つ目は日本園芸療法士協会が運営する学校法人である日本園芸療法学園に入学して園芸療法士としての知識やスキルを身につける方法です。

また、3つ目として、一般社団法人全国大学実務教育協会に加盟する大学や短大に通い教育過程を終了し資格を取得する方法もあります。

園芸療法士の資格が取れる学科がある学校としては、兵庫県立淡路景観園芸学校、東京農業大学のバイオセラピー学科などがあります。

園芸療法士の取得までの流れ

日本園芸療法士協会のホームページから申し込む

受講料を振り込む

日本園芸療法士協会から入学許可書が郵送される

必要事項を記入して日本園芸療法士協会に郵送する

講座を受講する

園芸療法士の問い合わせ先

〒061-2276

住所:北海道札幌市南区白川1814

協会名:NPO法人日本園芸療法士協会

電話番号:011-596-2950

樹木医師

樹木医師とは樹の治療を専門とする「樹医」になるための資格です。盆栽との直接的な関係はありませんが、盆栽が病気になった時に自分で対応ができるようになる役立つ資格です。

樹木医師

  • 資格の管理団体:日本樹医会
  • 種別:民間資格
  • 資格の取得方法:通信講座を受講
  • 受験料・更新料等:40,000円
  • 難易度:初級レベル

樹木医師の取得方法

樹医は日本樹医会の「樹木医師養成講座」を受講し、10回の通信添削問題と終了試験問題に合格することで取得することができます。資格講座の内容は、樹医になるための基本的な知識を問うものとなっており、初心者の受講も可能です。

受講期間は6月から10月ですが、期間内の受講が難しい方は、協会側が受講期間の変更を行ってくれる場合もあります。

樹木医師の講座内容

樹木医師養成講座は、樹木医師の保護など環境保全に関する内容と、樹木の治療に関する内容となっています。講座受講に関して学歴や経験は不問ですので初心者でも受講可能です。

樹木医師の取得までの流れ

日本樹医会に案内書を依頼する

申込書に記入をして郵送する

振込用紙で受講料を振り込む

講座を受講する

樹木医師の問い合わせ先

〒152-0023

住所:東京都目黒区八雲3-25-18

協会名:日本樹医会樹木医師養成センター事務局

電話番号:03-3717-1639

樹木医

樹木医はもともと国家資格でしたが、現在は財団法人日本緑化センターで扱われている民間資格となりました。財団法人日本緑化センターでは樹木医の資格だけでなく緑化に関する資格を取り扱っており、総合的な緑化の推進を目指しています。

樹木医

  • 資格の管理団体:財団法人日本緑化センター
  • 種別:民間資格
  • 資格の取得方法:会場で受験
  • 受験料・更新料等:樹木医補の認定を受けていない場合18,000円、樹木医補の認定を受けている場合15,000円
  • 難易度:中級レベル

樹木医の取得方法

樹木医の資格試験を受けるには応募資格があります。応募資格は「樹木医合格後に行われる研修に参加できること」「業務経験が7年以上あること」などです。

応募資格を満たしている場合、財団法人日本緑化センターのホームページより応募用紙をダウンロードして郵送します。

試験は仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の全国5ヶ所で行われますので、試験当日筆記試験を受験し、合格点に達していれば合格となります。

樹木医の試験方法

樹木医の試験は、試験当日までに行われる「業績審査」と試験当日の「筆記試験」の2種類です。業績審査とは、応募の際に提出した書類を元に、受験者の業績を審査するものです。

筆記試験は午前と午後に分けて行われ、午前100分、午後90分の試験日程となっています。

樹木医の試験内容

樹木医の試験内容では樹木医になるために必要な知識が問われます。樹木の状態を正しく見極められるか、樹木の管理と保護を適切に行うことができるか、などの知識が必要です。

また、樹木医としての知識を街の人に広めていくことも樹木医の業務の一つとなっており、樹木の取り扱いを指導する専門家としての技術も必要とされています。

樹木医の取得までの流れ

財団法人日本緑化センターのホームページより応募用紙をダウンロード

申込用紙を郵送

受験料の振り込みをする

自宅に受験票が届く

指定された試験会場で試験を受ける

樹木医の問い合わせ先

〒107-0052

住所:東京都港区赤坂1-9-13三会堂ビル

協会名:一般財団法人日本緑化センター

電話番号:03-3585-3561

生活園芸士

生活園芸士は盆栽を含めた園芸に関する知識と技術を問う資格です。全国大学実務教育協会が管理する資格となっています。

自宅のガーデニングの技術から、地域における公共ガーデンの技術まで必要になりますので、資格取得後は街の緑化活動などにも役立てることができます。

盆栽の仕事をする際にガーデニングのアドバイスを行う際などにも役立つ資格です。

生活園芸士

  • 資格の管理団体:(財)全国大学実務教育協会
  • 種別:民間資格
  • 資格の取得方法:指定の学校で教育科目を修了する
  • 受験料・更新料等:教育機関によって異なる(250,000円〜)
  • 難易度:初級レベル

生活園芸士の取得方法

生活園芸士の資格を取得するためには、(財)全国大学実務教育協会に加盟している大学・短期大学で生活園芸士になるための必修科目・選択科目を履修することが必要です。

必修科目は4科目で「園芸論」「ガーデニング概論」「ガーデニング実習I」「ガーデニング実習II」があります。選択科目は「園芸装飾実習」「社会園芸」「ビジネス園芸」などの選択科目から6科目12単位以上を選択します。

生活園芸士の資格の取得は、盆栽士と直接つながる訳ではありませんが、生活園芸士取得後は造園業に就く人もいますので、盆栽関係の仕事をする際も役に立つでしょう。

生活園芸士の学習内容

科目の中では、園芸に用いる植物の取り扱い方、造園の計画に関する知識など園芸に関する専門知識を学んでいきます。

園芸の知識と技術から派生して、地球温暖化と緑化活動の関係、省エネ対策という観点から見た緑化活動など、環境問題の分野の知識も身につくのが特徴です。

生活園芸士取得までの流れ

(財)全国大学実務教育協会に所属している学校の該当学部に入学する

必須科目と選択科目を履修する

履修修了と同時に生活園芸士の資格が与えられる

*生活園芸士の資格を取得できる学部のある学校は「拓殖大学北海道短期大学」「南九州大学」「大分短期大学」「城西国際大学」「恵泉女学園大学」の5つです。生活園芸士になるためには、それぞれの学校の園芸科、社会園芸学科、環境社会学部などに入学します。

生活園芸士の問い合わせ先

〒102-0074

住所:東京都千代田区九段南4-2-12第三東郷パークビル2F

協会名:(財)全国大学実務教育協会

電話番号:03-5226-7288

盆栽に関する職業に向いている人とは

盆栽に関する職業に向いている人は「盆栽が好きな人」「コミュニケーションスキルのある人」です。盆栽が手入れをして立派に育つには10年単位の時間が必要ですので、心から盆栽が好きで、その長い時間も楽しむことができる人でないと、盆栽の仕事を楽しむことは難しいと言えます。

  • 盆栽が好きな人
  • コミュニケーションスキルのある人
  • 盆栽が育っていく長い時間も楽しむことができる人

盆栽に関する職業に就くには

盆栽に関する職に就くためには、2つの方法があります。1つ目は盆栽の資格が活かせる職場に就職する方法、2つ目は盆栽の資格を取って、開業して盆栽に関するサービスを提供する方法です。

例えば「盆栽士」「盆栽クリエイター」の資格を取って、カルチャースクールの盆栽講師として働く方法が1つ目の方法に、自分で盆栽のお店を開業するのが2つ目の方法にあたります。

  • 盆栽の資格を取って職場に就職する
  • 盆栽の資格を取ってから開業する

盆栽ショップの開業までの流れ

盆栽ショップを開業するには、まず資金を調達し出店場所を決めます。盆栽や売り物などの必要なものを集めて、開業届などを提出しましょう。

盆栽ショップでは一般的に、盆栽そのものだけでなく盆栽栽培に必要な鉢、土、盆栽道具などの販売も行います。扱う盆栽はすでに手入れされた完成品となりますので、売る前に剪定を行い最高の状態でお客さんの手に渡るように管理をすることも大切です。

資金を調達してお店の場所を決める

商品を集める

盆栽の手入れをする

開業届けを提出する

お店の宣伝をする

開業