島根県松江市美保関町では、地元で発見された椿の「美保の関」や「笹子黒」の品種、そして他の新しい品種の椿の盆栽が出展される「美保関町のヤブ椿・盆栽展」があります。

美保関町のヤブ椿の盆栽展

島根県松江市美保関町で毎年3月の初めに開催される「美保関町のヤブ椿・盆栽展」は、地元で発見された椿の品種である「美保の関」や「笹子黒」の盆栽を中心とした盆栽展です。

美保関町は日本海側に位置している町なので、この盆栽展が開催される3月の初め頃はまだ寒さも厳しい頃ですがこの椿の盆栽展には、地元の椿盆栽の愛好家や近隣の人々が毎年多数来場する盆栽展です。この椿盆栽展の展示会場内には、火鉢で暖を取りながら椿の盆栽について歓談できるスペースも設けられているので椿の盆栽愛好家や盆栽経験の豊富な専門家との交流の場として、来場者と交流を広げたりすることができます。

この盆栽展の展示会場内には、椿の花の中でも銘花と呼ばれている「美保の関」の盆栽展示コーナー、島根県産原産の他の椿の品種やヤブ椿についての紹介コーナー、椿の苗木の即売コーナーなどがあります。

この盆栽展は、地元の美保関町の有志と山陰アメリカンクラブの協力によって開催される盆栽展です。盆栽展の会場内では、盆栽展の関係者によって椿盆栽の育て方や仕立て方などを指導していただける機会もあります。また、会場内には椿の苗木が販売されているので、苗木の選び方についてのアドバイスを受けながら自分の好みの苗木を購入することができます。

美保関町で発見された椿の品種「美保の関」

「美保関のヤブ椿・盆栽展」に出展されている美保関町で発見された「美保の関」と呼ばれている椿の品種は、1976年(昭和51年)に日本ツバキ協会名誉会長の桐野秋豊氏によって松江市美保町の法田地区に自生しているヤブツバキの群生の中から発見された品種です。この「美保の関」の品種は、ヤブ椿の種類に属し、花が一重咲の椿です。花の大きさは小輪で濃い紅色をの花を咲かせます。花が咲き始めた最初の頃は、花弁が縦に二つに折られているように中折れして、花弁の先端が尖っています。花は次第に中折れ状態からラッパのように広がり始めます。「美保の関」の品種の葉は、他の椿に比べて小さく細いので、花との調和が良い椿の品種です。

この盆栽展の会場となるメデオプラザホールは、島根県松江市美保関町七類の七類港にあります。三方を日本海に囲まれた島根半島の東端にある美保関町は、江戸時代に北前船が寄港して栄えた町です。この施設には、隠岐航路のフェリーターミナルとアミューズメント施設があり、この施設の外観は宇宙と海をテーマをデザインした建築物なので遠くからでも目立つため、この盆栽展会場が開催されるこの施設は見つけやすいです。

また、この盆栽展は、3月の最初の土曜日と日曜日の2日間に渡たり午前10時から午後5時まで開催され、入場料が無料の盆栽展です。この盆栽展会場までは、JR松江駅や米子方面から路線バスを使って盆栽展会場まで行きことができます。

島根半島の東端にある美保関町で発見された「美保の関」という椿の品種や地元の有志が育てた椿の盆栽が出展される「美保関町のヤブ椿・盆栽展」は、近隣だけでなく遠方からも多くの椿の盆栽愛好家が訪れる島根県で開催される椿の盆栽展です。