見て回るだけでも楽しい国内最大規模の山野草の展示即売会は、東京の上野で開催される「日草展」です。この展示即売会は、毎年上野駅近くにある上野グリーングラブで開催されます。

見て回るだけでも楽しい「日草展」

毎年5月の中旬に東京の上野駅近くにある上野グリーンクラブで開催される「日草展」は、国内最大規模の山野草の展示即売会です。この山野草の展示即売会には山野草を使って仕立てた草もの盆栽の作品が多く出展されているので他の盆栽展とは展示されている樹種が異なりますが、会場内を見て回るだけでも楽しい入場料無料の山野草の展示即売会です。

この「日草展」は、山野草の生産者団体である日本山野草業組合によって開催されます。この組合は、全国各地で生産された山野草などを販売している専門業者の組合です。毎年5月の第二金曜日から日曜日までの3日間にわたり開催されます。

この「日草展」の展示即売会場は、屋内と屋外の2つのスペースに分かれています。山野草を使った盆栽などの展示スペースは屋内、、山野草や盆栽などの道具類の販売は屋外にあります。屋内の展示スペースには、山野草を使って仕立てた草もの盆栽などが多数展示されています。また、この展示即売会は国内最大大規模なので、山野草の鉢物や苗木なども多数販売されています。

屋内の1階と2階にある展示スペースには、山野草を使った盆栽などの席飾り、1点飾りなどが、展示されています。この展示即売会場に展示されている山野草の盆栽は、どの作品も山野草の特徴を生かして仕立てられた作品ばかりなので小さな花が咲いていたり、美しい葉がついていたりしている山野草などを間近でみるこができます。また、この展示即売会の展示スペースに展示されている山野草の作品は、日本山野草組合に加入している全国の専門業者が持ち寄って展示された作品なので種類も多いです。そのためいろいろな山野草の展示作品を楽しむことができます。

屋外は全て即売用のブースが設営されています。この展示即売会で販売されている山野草の苗木は数百円のものから高価なものまでありますが、手ごろな値段で購入できる苗木や道具類も沢山あるので、毎年会場内は縁日のように山野草の愛好や多くの来場者で賑わっています。

会場となる上野グリーンクラブの最寄り駅は、地下鉄千代田線の「根岸駅」ですこの駅の2番出口から徒歩2分です。また、地下鉄銀座線と日比谷線の「上野駅」やJR「上野駅」からは徒歩15分位です。

この「日草展」の展示即売会は山野草の専門業者の組合が開催しているので、山野草の育て方や盆栽に仕立てる方法なども直接尋ねることができます。また、国内で最大規模を誇る「日草展」には、珍しい山野草も沢山出品されるので、会場内を見て回るだけでも楽しい山野草の展示即売会です。

山野草を使った作品が出品される「日草展」

「日草展」の山野草展示即売会の会場内に展示されている山野草の盆栽作品には、好きな盆栽の樹木と山野草を組み合わせた作品や山野草だけの草もの盆栽などの作品が多数展示されています。

山野草を使った盆栽作品や草もの盆栽の作品は歳月が経つにつれて風情や趣が加わっていく盆栽なので、この山野草の展示即売会の会場に展示されている作品には、盆栽鉢の中に小さな自然の情景が感じられる作品が多いです。松柏類盆栽や雑木類盆栽を中心とした一般的な盆栽展も素晴らしいですが、山野草を使った盆栽作品の観覧も同じように素晴らしいです。

展示即売会の会場内に出品されている作品や苗木も一緒に購入することができる「日草展」は、日本で一番規模の大きい山野草の展示即売会です。

公益社団法人「全日本小品盆栽協会」が主催する「小品盆栽フェア」と呼ばれる小品盆栽展は、この団体本部と全国にある支部の5か所で開催されます。特に本部の主催により開催される「雅風展」は、日本の小品盆栽展の中でも最大規模小品盆栽展と言われています。

全日本小品盆栽協会本部主催により京都で開催される「雅風展」

全日本小品盆栽協会は、小品盆栽の普及や啓発、小品盆栽の技術者の技術向上及び人材育成などを目的として活動している団体です。この全国小品盆栽協会の主な事業の一つとして、本部と5つの支部で開催される6つの「小品盆栽フェア」の中でも毎年1月に本部によって開催される京都の「雅風展」は、最大級の規模を誇る小品盆栽展です。この「雅風展」は、全国の小品盆栽愛好家が手塩にかけて育てた素晴らしい小品盆栽の作品がこの小品盆栽展の会場で一般公開される盆栽展です。

この「雅風展」には、全国の小品盆栽愛好家によって小品盆栽、中品盆栽、貴風盆栽など、約200席の盆栽作品が出展されます。また、この盆栽展は参加型の小品盆栽展なので会場内には、小品盆栽の育て方、仕立て方、剪定の仕方、改作のデモンストレーション、小品盆栽の講習会、家族で楽しむファミリー小品盆栽講習会、無料の小品盆栽相談会、他の関係団体とのコラボ企画プログラム、飾り方講習会、盆栽鉢作家の展示会など、多くの小品盆栽に関係したイベントが企画されています。

この「雅風展」の会場には、全国の盆栽専門店が出展している即売コーナーもあるので、日頃の盆栽管理に使う道具、盆栽の苗木や盆栽、山野草、肥料なども販売されています。そのためこの「雅風展」は、小品盆栽の作品の観賞だけでなく、自分好みの道具や盆栽の苗木などを見つけたりする楽しみも味合うことができる小品盆栽展です。

全日本小品盆栽協会の5つの支部で開催される小品盆栽展

全日本小品盆栽協会の5つの支部は、東京、大阪、金沢、熊本、名古屋にあります。これらの各支部でも「小品盆栽フェア」が開催されます。関東支部の東京では「秋雅展」、関西支部の大阪では「春雅展」、北陸支部の北陸では「北陸雅展」、九州支部の熊本では「九州雅展」、東海支部の名古屋では「東海雅展」が開催されます。これら5支部の都市で開催される小品盆栽展には、京都の「雅風展」と同じように地元の小品盆栽愛好家が育てた素晴らしい盆栽が出展されます。

関東支部の東京では毎年11月の初めに開催される小品盆栽の「秋雅風展」が、上野のグリーンクラブ会場で開催されます。会場内には、無料の小品盆栽相談コーナーや小品盆栽の苗木などの即売コーナーも開設されているので、近隣地域から多くの小品盆栽の愛好家が来場者する小品盆栽展です。

全日本小品盆栽協会の関西支部の大阪で開催される「春雅展」は、毎年3月の終わり頃に開催されます。この小品盆栽展は主に関西の小品盆栽愛好家による展示会ですが、関東や九州地方の小品盆栽愛好家が所有している技術的に高いレベルの作品も出展される小品盆栽展です。

北陸支部の金沢で開催される「北陸雅風展」と九州支部の熊本で開催される「九州雅風展」は毎年10月に開催され、展示会の開催期間中に小品盆栽の剪定の実演も行われます。また、東海支部がある名古屋で開催される「東海雅風展」は毎年2月に開催されますが、この小品盆栽展は、東海地域では最大級の小品盆栽展と言われています。

全日本小品盆栽協会の本部と5つの支部による小品盆栽展は、本部とそれぞれの支部会員が育てている素晴らしい小品盆栽の作品が会場に展示されるので、おすすめの小品盆栽展です。

滋賀県の長浜市で開催される最大級の盆梅展は、「長浜盆梅展」です。この盆栽展は、長浜市内にある慶雲館で開催され、日本で開催される梅の盆栽展の中でも最大級の「盆梅展」です。

いつでも開花した盆梅を楽しむことができる「長浜盆梅展」

長浜盆梅展の会場となっている慶雲館では、館内にある大広間に約90鉢の盆梅が展示されます。この盆梅展の開催期間中は、数百鉢ある盆梅の中から約90鉢の開花している盆梅が常に展示されるので、いつこの盆梅展を訪れても美しい盆梅と花を一緒に楽しむことができます。そのため全国の梅の盆栽愛好家も多くこの長浜盆梅展に訪れ、梅の花や樹木の観賞を楽しみながら一足早い春の訪れを満喫しています。

長浜盆梅展に出展されている梅の盆栽は、「盆梅」と呼ばれています。この「盆梅」と漢字で書いて「ぼんばい」と読みます。「盆梅」は、鉢植えにされた梅の盆栽を指します。長浜盆梅展に出展される梅の盆栽作品には、樹高が3メートルぐらいある巨木の梅の盆栽や樹齢が400年以上も経っている古木の梅の盆栽作品があります。

通常2月に入るとこの盆梅展の開催時間は20時まで延長されるので、盆梅の観賞も長く楽しむことができます。また、慶雲館内にある回遊式庭園もこの盆梅展の開催期間中はライトアップされるので、盆梅と庭園も一緒に楽しむことができます。

地元の新春行事になっている最大規模の盆梅展

梅の盆栽展の中でも最大規模を誇る長浜盆梅展は、新春早々に開催されるので、盆梅展会場のある長浜市周辺及び滋賀県湖北地方や関西地方の新春の行事の一つとして人々に親しまれています。また、全国各地で開催されている盆梅展の中で歴史も古く、規模も最大級の盆梅展です。

また、長浜盆梅展は開催期間が長く、1月の初めから3月の初め頃までの約2か月に渡って開催されます。最初にこの盆梅展が開催されたのは1952年(昭和27年)なので、半世紀以上に渡って開催されている盆梅展です。この盆梅展が開催されるようになった原点は、現在の長浜市高山町(旧・浅井町高山)に在住していた高山七蔵氏が所有していた40鉢の盆梅を長浜市民に観賞してもらうために長浜市に寄贈したことが、この盆梅展開催の原点となっています。

この盆梅展の会場となる「慶雲館」は、春になると「長浜さつき盆栽展」も同じ会場で開催されます。「慶雲館」は、明治天皇の京都行幸の行在所として、現地の富豪である浅見又蔵によって明治20年に建築された歴史ある建物です。この慶雲館の名前は、初代内閣総理大臣の伊藤博文によって名前が命名されたと伝えられています。また、慶雲館が建築されてから25周年の記念として、京都の庭師である7代目小川治兵衛によって回遊式庭園が造られました。この庭園を造った7代目小川治兵衛は、平安神宮の神苑などを多くの名園作ったので、近代日本庭園の先覚者と呼ばれていた庭師です。そのためこの庭園は国の名勝に指定されているので、長浜の盆梅展を訪れた人々の多くは、この庭園にも足を運んでいます。

長浜盆梅展の会場となる「慶雲館」までのアクセスは、JR西日本琵琶湖線(北陸本線)の長浜駅西口から歩いて3分位です。また、この盆梅展の開催期間中は、琵琶湖内にある大津港から長浜港まで琵琶湖汽船の「冬のびわこ縦走 雪見船」が運行しているので長浜盆梅展を訪れる際は、琵琶湖の遊覧も併せて楽しむことができます。

約2か月に渡って開催される滋賀県長浜市の「長浜盆梅展」は、日本で最大級の梅の盆栽展です。この盆梅展に足を運んで、一足早い春を楽しんでみませんか。