盆栽に陳列に必要なグッズは、小品盆栽を陳列する際に使われる「飾り棚」と普通の盆栽の陳列や展示に使われる「卓」の2種です。

小品盆栽を陳列する飾り棚

小品盆栽を陳列する飾り棚の種類には、2段の飾り棚、3段の飾り棚、そして3段以上の棚がある飾り棚があります。特に人気のある飾り棚は、落ち着いた風格と品格のある飾り棚です。この飾り棚は、小品盆栽の魅力を引き立たせてくれるので小品盆栽を展示する際は、良く使われています。逆に、飾り棚自体が派手なものや目立つものなどは、飾り棚の素材が良くても小品盆栽の魅力を弱めてしまうので、好まれないです。

小品盆栽は一品で飾ることはないので複数の小品盆栽を飾り棚に配置して飾り、飾り棚に配置された全ての小品盆栽によって一つの美しさを表します。そのため小品盆栽にって飾り棚は、欠かすことができない必要な道具です。

盆栽の陳列に必要な卓

卓は飾り棚と異なり盆栽の大きさや樹形に関わらず盆栽を陳列する際は、必ず必要となる道具の一つです。

本来、盆栽は毎日管理したり育てたりだけするのではなく単品あるいは複数の盆栽を陳列したりして、飾って楽しむ「生命のある芸術作品」です。自分の育てた盆栽を自宅で観賞する場合は特に「飾り棚」や「卓」などは必要ないですが、盆栽展に盆栽作品を出展して正式な盆栽の「席飾り」をする場所は、盆栽の品格を損なわないために「卓」を使って盆栽の陳列をすることが盆栽界の慣習です。

また、小品盆栽を陳列したり飾ったりする場合は、盆栽鉢を直に飾り棚に置いたりしないで必ず「卓」を盆栽鉢の下に敷きます。また、その際は必ず盆栽鉢とその盆栽の樹木にふさわしい卓を選択して使います。

盆栽用の「卓」は、盆栽用語で“しょく”と読みます。この卓の役割は、単なる飾り棚に盆栽を陳列する際の受け皿的存在ではないです。この卓は、盆栽を飾り棚に陳列したり床の間などに飾ったりする際に、盆栽の高さを調整するために使われる道具です。

この盆栽用の卓には、種類があります。卓は、形や作られている材質によって「平卓」、「中卓」、「高卓」、「小品卓」、「地板」に分類されます。「平卓」は、高さが10センチ位、「中卓」は高さが20センチ位、「高卓」は高さが30センチ位です。また、卓には、懸崖の樹形の盆栽を陳列するタイプもあります。この懸崖用の卓は、脚の部分が長く高さがあるので、正方形の飾り棚のような形をしています。

卓を初めて使う場合は、「地板」タイプの卓を使って盆栽を陳列すると、失敗しないです。「地板」は、他の卓とは異なり脚の部分がない平らな板です。この地板はお値段も手ごろなベニヤ板の合板で作られたものがあるので、多くの盆栽初心者に使われているタイプです。ベニヤ板の合板で作られた地板の卓は、比較的厚さが薄く、長方形のタイプが多いので、多くの盆栽の樹種や樹形にも合わせやすいおすすめの卓です。

「卓」の材質としては、紫檀、黒檀、かりん、柘植、鉄刀木などが使われています。「卓」の材質が良い高級品は、とても高価なものが多いです。しかし、盆栽を陳列する場合は、盆栽自体が主人公なので高級品の卓を敷いた上に盆栽を飾っても意味がないです。盆栽より卓が引き立ってしまうと盆栽の持っている魅力が失われてしまうので、盆栽の魅力を引き立たせてくれる卓を選ぶことがポイントです。

盆栽は本来飾って観賞する日本の芸術文化の一つです。盆栽は、育てたり管理をしたりすることも大事ですが、卓や飾り棚を使って陳列すると盆栽の持っている魅力を引き立たせてくれるので、飾り棚と卓は必要なグッズ2選です。