支持者が増えている盆栽カフェ

盆栽カフェのイベントは、開催するたびに支持層が増えていくようです。盆栽に興味がなかった人も、関心を抱くようになり、盆栽のすその人口を増やすことに大きく貢献しています。カフェを通じて盆栽談義に花が咲き、盆栽愛好家同士の横のつながりができるのも魅力的です。しかし、今のところ東京にしても大阪にしても、常設の盆栽カフェはまだ少ないと言えます。カフェか盆栽販売店かのどっちつかずになる可能性もあるので、出店場所や顧客層の見極めが、難しい面はあるかもしれません。数が少ないのは、そのあたり事情からのようです。この盆栽カフェの2016年話題の動向について説明していきます。

「第21回盆栽カフェ」

「ヨコハマトリエンナーレ2014」で大好評だった「盆栽カフェ」はその後も開催回数を重ねています。盆栽の達人として有名な石井社長が率いる石井造園株式会社が仕掛ける盆栽カフェ。日本古来から親しまれてきた「盆栽」を今の時代に新しい感覚で生活の中に取り入れようというコンセプトで始まっています。2016年の11月13日(日)には第21回目の開催となります。季節ごとの変化が手軽に楽しめる盆栽は、最近、若者を中心にミニ盆栽に人気を集まっています。このミニ盆栽の交流の拠点にもなりそうです。またこれまでに、マルシェなどで盆栽販売を通じて反響の大きさを実感し、新たに「盆栽カフェ」という形で意欲的にブランドを発信しようとしています。
問い合わせは石井造園株式会社へ。住所は〒247-0006神奈川県横浜市栄区笠間4-11-5で、電話045-891-1501、FAX045-891-2785となっています。

「BONSAI CAFE 盆栽カフェ」

東急ハンズ渋谷店とハンズカフェコクーンシティ店で開催された「BONSAI CAFE 盆栽カフェ」が、ハンズカフェ東急プラザ表参道原宿店で期間限定開催されました。ハンズカフェ、さいたま市大宮盆栽美術館、大宮盆栽協同組合の他、都立園芸高校盆栽部も参加しました。盆栽をテーマにしたカフェで、盆栽カフェメニューの提供、各種イベント実施、盆栽の展示、販売なども行われました。カフェ詳細としては、盆栽をイメージしたカフェメニューがあり、大宮盆栽協同組合出品の盆栽展示、盆栽の販売、都立園芸高校盆栽部による盆栽ワークショップがありました。関連ワークショップイベントとして大宮盆栽美術館学芸員による「盆栽の物語~絵で見る盆栽の歴史」も開催されました。「BONSAI CAFE 盆栽カフェ」の開催日時は、2016年2月17日(水)~3月14日(月)で、営業時間11時~21時、ラストオーダーは20時30分です。開催場所は、ハンズカフェ東急プラザ表参道原宿店で、東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿5階となっています。

盆栽カフェ・グラード

盆栽カフェ・グラードは、盆栽、陶器、日本茶が楽しめるカフェとして知られています。住吉大社を中心として栄えた街には、昔の日本の風情が漂います。盆栽カフェ・グラードは、盆栽や信楽焼きの魅力を伝え、日本人の繊細な感覚や文化を感じる場になっています。また様々な産地で生産される銘茶の香りと旨味も伝え、日本文化の歴史や所作を感じる場にもなっています。GRADOはイタリア語で感謝・満足などを意味しています。カフェのメニューでは、甘味が素晴らしいとのことで、特に看板のメニューの一つ住吉善哉「もちもち白玉ぜんざい(冷)」が人気です。
住所は〒558-0046大阪府大阪市住吉区上住吉2-15-29で、電話06-7171-1314となっています。営業時間は10:00~18:00、営業日は金・土・日・祝。定休日は月~木曜日、住吉大社1日参り・毎月の初辰参りの日は営業、祝日の場合は営業です。最寄り駅は南海高野線・住吉東駅で、駅西口から徒歩3分。

交流の場として最適

盆栽カフェは、イベント的なものと店舗を構えた常設のものとに分けられるようです。期間限定のイベントにすると盆栽を新しく始めようとする人の交流の場となり、常設にするとより深く盆栽を知ろうとする人の交流の場になります。盆栽に関心がある人にとっては、自分の気に入った盆栽に出会えることもあり、カフェといったリラクゼーション空間以上の充実感が感じられるはずです。盆栽カフェには季節の彩りが室内で堪能できる贅沢があります。和のテイストが漂うのでメニューは和ものが主流となります。この人気の要因には日本文化と流行が一体化している点にあるのではないでしょうか。盆栽カフェ主催のワークショップもあり、交流の場としては最適と言えます。