盆栽はインターネットで買える時代

今やインターネットで買えないものはないのではないかというくらい、通販が充実しています。24時間好きな時に好きな場所で買い物ができる時代です。そして、同じくインターネットで好きなものを入手できる手段といえば、「インターネットオークション」ではないでしょうか。世界中に愛好家がいて「BONSAI」が世界共通語となった現代では、通販でもオークションでも盆栽も買うことができます。

では、通販とオークション、それぞれで盆栽を買った場合のメリット・デメリットは何なのでしょうか?また、どのようなものが揃っているのかもチェックしてみましょう。

通販(オンラインショップ)で盆栽を買うメリットデメリット

楽天、ヤフー、Amazonといったショッピングモールに出店しているほか、実店舗を持ちながら自社でオンラインショップを立ち上げている店など、盆栽を通販で買う場合には数多くの店から選ぶことからできます。さらに最近では海外のオンラインショップからも盆栽を買うケースが増えているようです。

通販で盆栽を買うメリットは、先述の通り365日24時間、好きなタイミングで買い物できることにあります。さらに、お店によってはネット先行やネット限定の商品が販売されることもあり、さらにはギフト対応もしてくれます。今はやりのミニ盆栽も、個性的かつ最先端のデザインのものを買うことができます。

一方でデメリットは、実際に届くまで商品の状態が分からないことです。これはどんな商品の通販でもいえることですが、とくに盆栽のように今生きているものの場合はショップ側が写真を掲載したときと、自宅に届いたときの樹勢が異なっていることがあります。しかし、ショップの中にはこうした購入者の不安をフォローするために、期間内なら返品可能というサービスも行っています。

オークションで盆栽を買うメリット・デメリット

盆栽のオークションは主にYahoo!オークションで行われています。国内最大級のネットオークションなので、新品から中古までさまざまな盆栽を見比べることが可能です。出品者の多くは、全国各地の盆栽園となっています。

そんなオークションで盆栽を買うメリットは、上質な掘り出し物を見つけられる楽しさにあります。出品者である盆栽園の中には展示会で賞を受賞した経歴のある作家もおり、美術的価値の高い鉢を使った盆栽も見つけることができます。また、出品者が近場であることが分かったら、直接引き取りに行くこともできるケースもあります。どんな人がこの盆栽を育てたのかというのが間近で見られるので安心です。

ここまで書いてきた通り、オークションで買う盆栽の良し悪しは出品者の質にかかっています。そのため、この見極めを誤るとオークションのデメリットである不安定な安全性に悩まされることになります。出品者選びを失敗すると、質の悪い盆栽を買うことになるだけでなく、個人データのセキュリティといった面でもリスクが高まるおそれがあります。

オークションでどんなものが落札できる?

盆栽のオークションでは、人気の松柏類の盆栽が多くみられます。サイズは小品から中品までさまざまです。さらに盆栽鉢の充実度がとても高く、実店舗でもなかなか見つけられない、清朝時代の中国の鉢なども出品されています。これは歴史的価値が高いので、とくに熟練の盆栽愛好家にはたまらない逸品です。もちろん日本製の盆栽鉢も充実しています。

外国人にも人気のある盆栽イベントは、埼玉県さいたま市にある大宮盆栽村で開催される「大盆栽祭り」です。

「盆栽町」で開催される大規模な盆栽の祭典「大盆栽まつり」

埼玉県さいたま市北区にある盆栽町で開催される大規模な盆栽祭典は、「大盆栽まつり」です。この大規模な盆栽イベントが開催される「盆栽町」と呼ばれている町内には、大宮盆栽村と呼ばれている一帯があり、毎年5月の連休にこの地域一帯を中心とした「大盆栽祭り」が開催されます。この盆栽まつりは、日本人だけでなく外国人にも人気のある大規模な盆栽の祭典です。

「大盆栽まつり」では、盆栽愛好家や盆栽園などから出展された盆栽の銘品展や市民や小学生が作った盆栽の盆栽展なども同時に開催されます。盆栽専門家の作品だけでなく子供から大人までの盆栽作品が盆栽村の各所に展示されるので、いろいろな盆栽作品を楽しむことができます。また、盆栽、山野草、盆栽の盆器、道具などの即売会も盆栽村の各地で開催されます。この盆栽祭りの開催期間中は、盆栽村の通りに盆栽の専門業者のお店などが約100店以上並ぶのでこの盆栽村一帯は、国内外の盆栽愛好家や観光客で賑わいます。

この盆栽まつりが開催される大宮盆栽村までのアクセスは、東武大宮公園駅から歩いて約5分位です。また、JR土呂駅からも徒歩7分位です。車で行く場合は、首都高速新都心西出入り口から県道35号線を経由して約20分位です。東京方面からこの盆栽まつり会場に行く場合は、東京上野ラインの「宇都宮線まわり」を利用すると、品川方面からでも1本の電車で乗り換えなしで行くことができます。盆栽まつりの会場内には無料の駐車場が用意されていますが、この盆栽祭りが開催されている期間中は、70台収容できる無料駐車場も満杯状態です。開催時間は、9時から17時までです。

「大盆栽まつり」が開催される大宮盆栽村

「大盆栽まつり」が開催される大宮盆栽村一帯は、日本の盆栽文化を世界に発信する中心地となっています。この一帯は、JR宇都宮線と東武アーバンパークライン(旧野田線)に囲まれた大宮公園の北側地域一帯を総称して「大宮盆栽村」と呼ばれている地域です。

大宮盆栽村は、東京都文京区腺駄木の団子坂周辺に住んでいた植木屋さんたちが、1923年(大正12年)の関東大震災発生以降に広い土地を求めてこの地に移住して盆栽業者だけの村づくりを始めたことが、大宮盆栽村誕生の原点です。この地域に盆栽村が誕生した1925年(大正14年)頃は、まだ武蔵野の山林地帯でしたが数軒の盆栽業者が移り住み、次第に今日の盆栽村の礎を形成していきました。1928年(昭和3年)になると盆栽組合が結成されて4つの住民協約が結ばれました。その内容は、この盆栽村に居住する住民は10鉢以上の盆栽を持ち、個々の門戸を開放していつでも誰でも盆栽が見られ、日陰になるような2階は作らず、ブロック塀ではなく生け垣にすることなどの4つの協約です。

1940年(昭和15年)になると盆栽村一帯は旧大宮市に編入され、「盆栽町」と言う町名に変わりました。今日、この盆栽村の村内を通っている道路幅は同時のままです。また、村内は碁盤の目のように道路が通り、さくら通り、もみじ通り、けやき通りの3つの通りがあります。大宮盆栽村は、世界の盆栽愛好家だけでなく一般の外国人観光客にも人気あるので、盆栽を通して日本の四季折々の美しさを楽しむことができる盆栽の観光地になっています。

さいたま市の盆栽村で5月の連休に開催される「大盆栽まつり」は、外国人にも人気のある大規模な盆栽の祭典です。「大盆栽まつり」は、盆栽町の町並みを散策しながら盆栽を楽しむことができるおすすめの大規模な盆栽の祭典です。