もみじ盆栽の植え替え時期や頻度は?

もみじに限らず、盆栽は成長すると鉢の中が根でいっぱいになります。株の健康を維持するためには植え替えが欠かせません。

植え替え時期は、鉢の底から根が出てきたときや、水やりをしても水の吸い込みが悪くなったころを目安にするとよいでしょう。一般的にもみじ盆栽の場合は、2年~3年に1度の頻度で良いとされています。

一般に植え替えをするには芽吹き直前である3月上旬~3月下旬ごろが良いとされています。あるいは、植物の回復力が早い梅雨の時期もおすすめです。

もみじ盆栽の植え替えに必要な道具を準備しよう

もみじ盆栽の植え替えには、下記の道具を用意しましょう。

・新しい鉢
・剪定はさみ、根切りはさみ
・針金(鉢と樹の固定用)
・針金用はさみ
・鉢底ネット
・丸はし(菜箸でOK)
・ピンセット(苔をはがす場合)
・竹櫛
・土入れ
・ふるい(土の粒をそろえたり、不要なごみを取り除く)
・ミズゴケ(水で戻しておきましょう)

もみじ盆栽の植え替え①鉢から株を抜き出す

もみじの根を傷つけないよう、丁寧に抜き取りましょう。根切りはさみを使って張り詰めた根をほぐす方法や、丸はしを鉢の縁に沿って入れることで掘り起こす方法などがあります。

もみじ盆栽の植え替え②:根を整理する

植え替え中の根は非常に傷つきやすい状態にあるので、こちらも丁寧に行いましょう。伸びすぎた根はカットし、不要な土は落とします。若い木であれば半分~7割くらい土を落としても問題ないでしょう。年老いた木であれば、2割程度にとどめておきます。

また、ミニ盆栽で苔がついているという場合はピンセットで取り除いておきましょう。苔は新しい鉢でも使う場合は、きれいに保存しておいてください。

もみじ盆栽の植え替え③:新しい鉢に植え替える

新しい鉢に使う用土は、ふるいにかけて粒をそろえておきます。こうするとこで水はけがよくなり、根腐り防止につながります。

鉢には鉢底ネットと固定用の針金をセットしておきます。このとき、以前使っていた鉢を再利用する場合は必ずきれいに洗っておいてください。

その上に粒の大きいゴロ土を敷き、さらにその上から用土を敷き詰めます。用土の量は鉢の4分の1~3分の1程度にとどめておいてください。また、中央に山状になるように入れると、根と根のすき間にも用土が入りやすくなります。

用土の敷詰めが終わったらもみじの株を移し替えましょう。竹櫛を使い、土をつつくようにすると、根のすき間にスムーズに新しい用土が入っていきます。

植え替えが終わったら、たっぷりと水をあげましょう。鉢底から透明の水が出て、余分なごみが出るまでしっかりとあげてください。

ミニ盆栽で苔を張りたい場合は、この後、土をコテなどで土をならして張り付けていきます。苔を張らない盆栽の場合でも、根や土を乾燥から守るために、水で戻したミズゴケを張るのがおすすめです。ミズゴケには水分の蒸発のほか、土の流出を防ぐ効果があります。植え替えから1~2か月経って、もみじの株が安定してきたら取り除きましょう。

植え替えが終わったもみじ盆栽は、気候に応じて最適な置き場所で保護しましょう。もみじ盆栽の場合は、一般に寒さが残る3月ごろに植え替えを行うことが多いので室内やムロ、簡易性のビニールハウスなどで保護してあげましょう。