世界盆栽大会も開催される盆栽の街・さいたま市

枝ぶりや葉姿を整えることで、植物の美しさを楽しむ盆栽。ひと昔前なら、縁側でおじいさんが楽しんでいるイメージでした。しかし今では、国境を越えた人気を集めており、老若男女問わず盆栽愛好家がいます。そんな盆栽愛好家で、埼玉県さいたま市を知らない人はいないことでしょう。さいたま市の北区には、古くから盆栽業者が集まり、盆栽村を形成しているエリアがあります。そのため盆栽の街として栄えており、2017年4月には「世界盆栽大会」も開催されるのです。

 盆栽の街のシンボルである「大宮盆栽美術館」

盆栽の美しさだけでなく、盆栽を取り巻く歴史や文化などを多くの人に知ってもらおうと誕生したのが、「大宮盆栽美術館」です。盆栽を取り扱う公立の美術館としては、世界で初めてのものになります。まさに盆栽の街・さいたま市ならではのシンボル的なスポットです。

館内に入ると、まずはロビーで「季節の一鉢」がお出迎え。ここには、季節に応じた今一番見ごろの盆栽が展示されています。まずは、ここで記念撮影をするのがお決まりの流れです。そしていよいよ、館内の展示へ。大宮盆栽美術館の展示は、盆栽愛好家の興味を引き付ける調査や研究の展示から、盆栽初心者でも楽しめる分かりやすい展示まで幅広く扱っています。そのため、これまでは盆栽に触れたことがない人でも、観光地としても十分に楽しむことができます。

大宮盆栽美術館のメイン「盆栽庭園」&「コレクションギャラリー」

大宮盆栽美術館の1番の見どころは、「盆栽庭園」と「コレクションギャラリー」です。盆栽庭園では、落ち着いた日本庭園の中に40~50点の盆栽が展示されています。見渡す限り盆栽がある様子は圧巻。ひとつひとつの盆栽をあらゆる角度から鑑賞することができるよう、通路を設けている心遣いも嬉しいところです。さらに、2階の盆栽テラスへ行けば、実生活では実現が難しい、高い位置からの盆栽の観賞もできます。

一方、コレクションギャラリーは座敷に展示された盆栽を鑑賞できるスペースです。まずはプロローグエリアで盆栽に関する知識を学びます。つづくギャラリースペースや座敷飾りのエリアで盆栽鑑賞。盆栽の器や水石などの知識を身につけてから盆栽を見るので、より内容の濃い鑑賞ができます。週替わりで展示される盆栽が替わるので、何度見ても楽しめます。

大宮盆栽美術館のミュージアムショップでお買い物

盆栽の魅力を堪能したら、最後はミュージアムショップでおみやげや記念品を買ってみてはいかがでしょうか。ミュージアムショップでは、手ぬぐいや一筆箋、扇子といった和雑貨のほか、ご当地サイダー「大宮盆栽だー!!」のようなユニークなグッズも買うことができます。ガイドブックも税込み500円とリーズナブルな価格で販売。美術館内の盆栽コレクションのほか、盆栽の見方や樹木の種類といった役立つ知識も掲載されています。

大宮盆栽美術館までのアクセス方法

大宮盆栽美術館は、さいたま市北区の土呂町にあります。アクセスは、電車の利用が便利です。JR線を利用する場合は、大宮駅から約3分の宇都宮線「土呂駅」が最寄り駅になります。土呂駅からは歩いて約5分です。私鉄を利用する場合は、東武アーバンパークライン「大宮公園駅」が最寄り駅です。こちらの駅も大宮駅からの所要時間は約3分。駅から美術館までは歩いて約10分となっています。通常、木曜日が休館日となりますが、祝日なら開館しているので、お休みの日のお出かけにもぴったりです。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。