もみじ盆栽の育て方は肥料・水やり・日光のバランスが大事

庭木として、盆栽として、そしてミニ盆栽としても人気の、もみじ盆栽。10~12月ごろに見られる紅葉をはじめとして、春から秋にかけてみられる葉姿も美しく、さらに落葉した後の寒樹も風情を感じさせてくれます。

このように四季折々のもみじ盆栽を楽しむためには、もみじに適した育て方を知らなくてはなりません。育て方のポイントは肥料と水やり、そして日光(置き場所)のバランスが大切になります。

もみじ盆栽に使う肥料の種類と時期は?

もみじ盆栽に適した肥料は有機性の固形肥料か、鉢土の表面にばらまく粒状肥料となっています。肥料をあげる時期は、植え替えを終えて芽摘みを行うあたりの4月ごろからはじまり、11月ごろまでとなります。ただし、梅雨の時期と真夏の時期は避けてください。
肥料の種類ごとの施肥時期
4~7月、そして9月以降~紅葉するまでは固形肥料を使いましょう。頻度は月に1回で充分です。
粒状肥料は10月以降に使うとよいでしょう。

もみじ盆栽に肥料をあげるときのポイント

固形肥料をあげる場合
固形肥料は水やりのたびに肥料の成分が解けることで、もみじに栄養を届けます。そのため効き目がおだやかです。施肥するときには何個も置かず、鉢の隅に置けばOKです。ミニ盆栽として育てる場合は、左右の対角線上に2個置けばよいでしょう。小さくなったら取り替えてください。
粒状肥料をあげる場合
肥料のメーカーにもよりますが、用土1リットルに対し5グラムを鉢土の表面にばら撒くようにするとよいでしょう。ミニ盆栽の場合、土の量が少ないため、肥料の栄養分がすぐに流れ出てしまいます。肥料不足にならないよう、注意してあげてください。

もみじ盆栽の水やりのポイントは?

もみじは乾燥が苦手です。そのため、こまめに水やりをする習慣をつけましょう。雨に当たった後でも土の奥まで水分がしみ込んでいない場合があります。必ず鉢土の様子をチェックしてください。さらに葉にも水がかかるように水やり重あげましょう。夏の水やりが不十分だと、紅葉が楽しめなくなります。

また、水やりに気を付ける一方で、水はけにも注意してください。土の中に不要な水分が溜まってしまうと、根腐りを起こしてしまいます。用土を選ぶ際に、水はけの良い赤玉土を使うのがおすすめです。

もみじ盆栽は時期によって置き場所を変えよう

もみじ盆栽は、気候に応じてこまめに置き場所を変える必要があります。基本は日当たりと風通しの良い場所に置きますが、夏は半日陰の場所に置きましょう。日光を浴びすぎると、葉焼けして紅葉を楽しめなくなります。

そして冬には風や霜が当たらない場所へ移動してください。ただし、日光は当たるようにしましょう。これは枝を保護するためです。軒下に箱型の棚を用意して、その中に盆栽を置くと便利です。箱型なので、昼間は外気や霜を避けながら日光に当てることができます。夜になったらボックスにビニールをかけるようにすると、簡易性のビニールハウスとして、冬の寒さをしのげます。このビニールは棚の上に設置して置き、夜になったら垂れ幕のように広げられるようにしておくと、手軽にケアできるのでおすすめです。ビニールが飛ばされないよう、石やレンガなどをのせておきましょう。