埼玉県にあるさいたま市大宮盆栽美術館では、毎年子供向けと大人向けの「盆栽ワークショップ」と「盆栽のアカデミー講座」が開催されます。

親子で楽しむ子ども向けの盆栽ワークショップ

さいたま市大宮盆栽美術館で毎年開設される盆栽講座の中に、親子で楽しむ「子供向けワークショップ」があります。このワークショップは、親子で盆栽作りを楽しむことを目的とした「子供向けワークショップ」なので、対象は小学生とその保護者です。

さいたま市では盆栽が市の伝統産業となっているので、子供の頃から盆栽に親しむイベントやプログラムが多数企画されています。そのため毎回その季節に合った樹種の盆栽を使った親子で楽しむ子供向けの盆栽ワークショップが開催されています。

この「子供向けワークショップ」は、定員が親子10組(20人)です。参加費用は1組につき2000円です。このワークショップに参加を希望する場合は、申し込みが必要となります。また、応募者が多い場合は抽選となります。

親子で楽しむ「子ども向けワークショップ」は、日本の伝統文化の一つである盆栽作りを親子で参加して体験できるワークショップです。

大人向けの盆栽ワークショップと盆栽文化アカデミー講座

「大人向けの盆栽ワークショップ」と「盆栽文化アカデミー講座」は、大宮盆栽美術館内で定番の盆栽講座として開催されている講座です。

大人向けの盆栽ワークショップは、盆栽の経験があまりない初心者やこれから盆栽をはじめたい人でも盆栽の基本についてわかりやすく学ぶことができる講座です。この講座では、植え替えや剪定の仕方について実際に行って自分の好みの盆栽を仕立てるので、専門家から実践的な指導を受けることができます。また、大人向けの盆栽ワークショップは毎月、日曜日の午前と午後に分かれて開催されるので、お仕事がある人でも参加しやすいワークショップです。

毎回、このワークショップの定員人数は13人で参加費用は2500円です。このワークショップは、日曜日の午前と午後の2回開催されるのでどちらかのワークショップに参加することができますが、事前の申し込みが必要です。また、申込者が多い場合は、抽選となります。

毎回開催される盆栽ワークショップで使われる盆栽の素材は、桜の花の季節には桜盆栽、秋の季節には紅葉のきれいな雑木類盆栽、お正月には松竹梅の寄せ植えなど、その季節にあった樹種が盆栽の素材として選ばれます。

一方、盆栽ワークショップの一つである「盆栽アカデミー講座」は、大宮盆栽美術館と市民会館おおみやの2つの会場で開催されます。この講座は、盆栽の歴史や園芸文化史を学びながら盆栽文化についての知識を習得することを目的として講座です。また、この講座は、盆栽の専門家や大学教授などが講師として指導するので、盆栽経験が豊富な盆栽愛好家にとっても内容が充実しているおすすめの講座です。講座時間は、一講座が90分となっています。

この盆栽アカデミーの講座を受講するためには、盆栽ワークショップの講座と同じように事前の申し込みが必要ですが、受講料が無料となっているので申込者が多いため、抽選倍率が高い講座です。

盆栽文化を世界に向けて発信しているさいたま市が取り組む大人と子供向けの盆栽ワークショップは、盆栽愛好家とこれから盆栽をはじめてみたい盆栽初心者、そして日本の盆栽文化を発展させる子供たちにとって貴重な盆栽講座です。

日本最大の盆栽産地が香川県、100を超える盆栽や植木農園があります。

香川県でも高松市の鬼無(きなし)地区から国分寺地区にかけてが松盆栽の生産が盛んです。明治時代にさかのぼる盆栽栽培のシェアは全国8割を占めているそうです。この地区で生産された松の盆栽は樹形が美しく、さらに土壌が砂だったために水はけのよい状態で栽培されていて根腐れや傷みがほぼないという定評があります。なかでも高松発祥の松「錦松」は、黒松の変種で「男松」とも言われる黒松よりもさらに荒々しい古木感が魅力です。

盆栽の聖地巡りと称して、のんびり香川巡りはいかがですか?

盆栽の聖地から世界へ

BONSAIとして世界でも人気のある盆栽を海外へも多く輸出しています。JETRO香川(日本貿易振興機構)などとも連携して海外販売とは、「うどん県」よりも「盆栽県」の方がむしろステキな気持ちにすらなります。欧米が中心だとも言われる盆栽の海外輸出ですが、なんとアラブ首長国連邦にまで販路を見出しているというのは凄い!の一言です。

鬼無植木盆栽センター

盆栽に関するイベントの他に、月3回の盆栽市場やマイ盆栽の診察をしてくれるというすばらしいところです。マイ盆栽の診察は願ったり叶ったりですが、更にこの盆栽市場は信じられないような低価格で高品質な盆栽が手に入れられることで盆栽ファンの人気を博しています。セリ市や交換会など、魅力満載なイベントがたくさん行われる鬼無植木盆栽センターは訪れる価値大アリですね。

盆栽神社

国分寺町の高台に日本で唯一の盆栽神社があります。祭られている男神は樹木をつかさどる久久能智神、女神は草花をつかさどる草野姫神です。樹や花を愛で育てることで神の心にかなうようにと祭られたそうです。近くまで車で行けるようですし、なにより鳥居周りの雑木が美しい神社です。聖地香川に行ったら足を延ばすとご利益があるかもしれませんよ。

JA香川県 国分寺盆栽センター

春や秋には大規模なイベントを催しています。手ごろな小品盆栽から涙が出るような大作まで幅広く販売もされています。植え替えや苔玉づくりのワークショップにオークションと、1日中楽しめるイベントです。インターネットでも黒松や錦松など松柏盆栽をはじめ、楡ケヤキやサツキなどの小品盆栽も販売しています。JAの直販という点も魅力です。

数々の盆栽園

ざっと地図を見ただけでも、1日かけても回り切れないほどの盆栽園の数です。ネットなどで調べるとたくさん出てきますが、連絡を入れてからなら見学することも可能です。盆栽園ごとに特色や見どころがあり、樹齢100年を超える黒松や赤松を所有していたり幅が250センチにもなる黒松の巨木盆栽が迎えてくれたりします。一見カフェと見間違いそうな構えだったり海外輸出の先駆けとなった盆栽園もあります。訪問して運命の盆栽と出会えるかもしれません。

旅の途中は盆栽カフェ

<zazu・plantes et cafe>

なんとこちらのご主人、フランス人の盆栽作家だそうです。アンティーク調の家具に雑貨やミニ盆栽がセンス良くディスプレイされています。料理がお得意な奥さんと盆栽作家のご主人のコラボレーションは盆栽好きにはたまらないシチュエーションです。カフェスペースに隣接して盆栽販売コーナーもあり、香り高いコーヒーやランチを楽しみながら盆栽を眺めるのも楽しいですね。

<樹苑>

カフェと見せかけて(?)中華そばがとても上品でおいしいことで人気です。お店の前に到着するだけで「盆栽カフェです!」とわかるほど盆栽が展示されています。入り口付近や店内にもたくさんの小品盆栽が並べられ、購入もできるそうです。歩いてお腹が空いたら中華そばをたべながらマイ土産を見つけましょう。