日本盆栽組合が中心となって開催する盆栽展には、盆栽作家によって東京で開催される「日本盆栽作風展」と盆栽の愛好家によって京都で開催される「日本盆栽大観展」の2つの盆栽展があります。この2つの盆栽展は、国風展に続いて大規模な盆栽展です。

盆栽作家によって東京で開催される「日本盆栽作風展」

「日本盆栽作風展」は、日本盆栽協同組合の本部がある上野のグリーンクラブで毎年12月に開催されます。この盆栽展は、日本盆栽組合が中心となり開催する盆栽作家による盆栽展です。この盆栽展に出展される作品はプロの盆栽作家によるものばかりなので、高度な技術を競い合ったり培養のレベルをお披露目したりする展示会として、知られている盆栽展です。

日本盆栽組合は全身である東京盆栽組合が昭和5年に結成されて以来、上野にあるグリーンクラブに本部を置いて国内に15の支部を持ち、日本の伝統文化の一つである盆栽の発展に貢献している組合です。

また、この盆栽展には、日本盆栽協同組合の会員でない盆栽の新鋭作家でも出展できる展示部門もあります。この部門には、盆栽職人を目指しているお弟子さんたちの作品が多く出品されているので、経験豊富な盆栽作家の作品とは異なった感性や新しい剪定の技法などにも触れることができます。

そのためこの「日本盆栽作風展」では、プロの盆栽作家の作品と盆栽作家や盆栽職人を目指しているお弟子さんたしの両方の盆栽作品を観賞することができる盆栽展です。

盆栽愛好家によって京都で開催される「日本盆栽大観展」

日本盆栽組合が中心となって開催するもう一つの盆栽展は、盆栽愛好家や盆栽を趣味としている人達の作品が出展される「日本盆栽大観展」です。この盆栽展は、毎年11月に京都で開催されます。この盆栽展は、盆栽愛好家や趣味としている人達の盆栽展ですが、どの作品もプロの盆栽作家に劣らないくらい技術的レベルの高い作品ばかりが展示されています。また、この盆栽展には、全国各地の盆栽愛好家から公募した作品の中から厳選された約200点以上の盆栽作品が展示されています。これらの展示されている盆栽作品には、盆栽作品、松柏盆栽、雑木盆栽、小品盆栽、水石、皐月盆栽、創作盆栽などの作品が含まれているため盆栽の樹種も多いので、いろいろな樹種の盆栽を楽しむことができる盆栽展です。

この日本盆栽大観展は屋内で開催される盆栽展の中では、陳列様式と規模の両方が最大級の盆栽展です。この盆栽展には、一般の盆栽愛好家の厳選された作品だけでなく特別出品作品として、日本盆栽作風展や国風盆栽展の優秀作品が数十席展示され、関西地域の中でも最大の盆栽展です。また、この盆栽展には、国内屈指の最高レベルの盆栽作品が出展されます。そのため東京で開催される国風展が「東の国風展」ならば、京都で開催されるこの日本盆栽大観展は「西の大観展」と称されています。

また、この盆栽展の開催期間中は、会場内に展示されている作品について盆栽研究家による解説ツアーなども開催されているので、盆栽の知識や経験があまりない来場者でもこの盆栽展を楽しむことができます。日本各地で開催されている盆栽愛好家による盆栽展の中でもこれほど素晴らしい盆栽作品が一同に展示されている盆栽愛好家の盆栽展はないので、おすすめの盆栽展です。

東京で開催されるプロの盆栽作家と京都で開催される盆栽愛好家による2つの異なった盆栽展は、盆栽のプロと愛好家による盆栽展ですが、どちらも見応えのあるおすすめの盆栽展です。