東京の上野恩寵公園で開催される「さつきフェスティバル」は、「上野の皐月展」ても呼ばれているさつきの盆栽展です。

「上野の皐月展」とも呼ばれているさつきフェスティバル

「上野の皐月展」とも呼ばれているさつきフェスティバルは、上野の恩寵公園内にある噴水前広場で毎年5月の終わりから6月の初めにかけて、開催される「さつきフェスティバル」です。

このさつきフェスティバルは、一般社団法人日本皐月協会が主催となって開催される皐月の盆栽展です。このさつきフェスティバルは歴史もあるので、別名「上野の皐月展」とも呼ばれ、さつき盆栽の愛好家などに親しまれている盆栽展です。

主催者である日本皐月協会は、このさつきフェスティバルを通して多くの人がさつきの魅力や美しさに触れることができ、さつき盆栽に興味も持ち、さらにさつきを育てるきっかけになることを期待してこのフェスティバルを開催してるので、入場料は無料です。また、このさつきフェスティバルは、日本盆栽協会、日本水石協会、日本盆栽協同組合、日本皐月協同組合などの盆栽関係団体が後援団体となってこのフェスティバルを盛り上げています。

このさつきフェスティバル会場には、内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、日本放送協会賞などを受賞したさつき盆栽の銘品や銘木など約300の作品が展示されるので経験豊富なさつき盆栽の愛好家だけでなく、さつき盆栽を趣味として育て始めた初心者や一般の方でもさつきの美しい花と樹形を楽しむことができるさつきのフェスィバルです。また、このフェスティバル会場内には、初心者向けの盆栽講習会、さつきの苗木や剪定道具などの即売会なども開催されるので、さつき盆栽の観賞を楽しんだり剪定などの技術を学んだりすることができます。

このさつきフェスティバルが開催される上野恩寵公園の噴水広場は、東京国立博物館正門のすぐそばです。会場までのアクセスは、JR上野駅と京成線の「京成上野駅」から徒歩5分位です。また、JR上野駅までは、東京メトロ銀座線や日比谷線の「上野駅」から徒歩7分くらいです。

さつきのフェスティバルが人気のある理由

さつきフェスティバルが人気のある理由は、さつき盆栽に魅力があることです。さつきの魅力は、何と言っても数多くある花の種類と盆栽の両方を楽しむことができることです。このさつきフェスティバル会場では、出展されているさつき盆栽の花姿は美しく花の種類もとても多いので、色々な形や色をしたさつきの花を楽しむことができます。

さつき盆栽が盆栽愛好家によって日本で愛培されるようになったのは、江戸時代の初め頃からです。江戸時代は、一本のさつきの樹木でも色々な色の花が咲くので、さつきは多くの人々を楽しませていました。今日、さつきの花の種類は約800種類位あると言われています。また、毎年新しい品種の花が開発されるので正しい数を把握することは難しいですが、年々新しい種類の花が登録されつづけています。

初夏の訪れが感じられる5月の終わりから6月の初め頃は、さつきの花が満開に開花する時期です。さつきは、盆栽初心者でも簡単に挿し木をして増やしたりすることができ、水やりを忘れない限り枯らす心配もない樹木なので、育てやすい盆栽です。特に難しい剪定技術も必要なく毎年美しい花を咲かせてくれます。

上野恩賜公園で開催される「さつきフェスティバル」には、全国のさつき盆栽の愛好家やさつきファンが多く訪れます。古くから「上野の皐月展」と呼ばれているさつきフェスティバルは、皐月界屈指の盆栽展ではないでしょうか。