毎年5月の第2土曜日は、世界盆栽連盟によって定められた「盆栽の日」なので、世界各地で盆栽に関係した記念イベントが開催されます。日本ではこの「盆栽の日」に「貴重盆栽展」が、さいたま市大宮盆栽美術館で開催されます。

「盆栽の日」に開催される「貴重盆栽展」

一年を通してカレンダーを見ると色々な記念日がありますが毎年5月の第2土曜日は、「盆栽の日」に制定されています。盆栽記念日を制定した世界盆栽連盟は、日本盆栽協会の呼びかけによって設立された盆栽の国際的な連盟組織です。この組織に参加している国は、アルゼンチン、インド、オーストラリア、韓国、中国、米国、英国、イタリア、スペイン、ドイツ、そして日本を加えた11カ国です。

この「盆栽の日」には、世界各地でも盆栽に関係した記念イベントが開催されます。日本ではさいたま市土北区呂町にある大宮盆栽美術館で「貴重盆栽展」が開催されます。この盆栽展の主催団体は、大宮盆栽美術館と日本盆栽協会です。

この「貴重盆栽展」で展示される盆栽作品は、「貴重盆栽」と呼ばれている盆栽の銘品の中から選ばれた銘品の盆栽作品です。「貴重盆栽」は、芸術性に優れ、学術的に樹形や樹種の価値が高く、樹の由来や伝承が歴史的に大変貴重な存在と認定されている盆栽です。毎年展示される盆栽の銘品作品は異なりますが、どの作品も「貴重盆栽」に認定されている日本を代表する盆栽家や盆栽作家による盆栽作品の銘品です。

「貴重盆栽展」の開催期間中は前期と後期に分かれてそれぞれ9点、併せて18点の貴重盆栽の作品が展示されます。そのため前期、あるいは後期だけでなく両方の開催期間にこの盆栽展を訪れて、展示されている18点の貴重盆栽の観賞を楽しむことがおすすめです。展示されている作品数は他の盆栽展に比べて少ないですが、じっくりと銘品と呼ばれている盆栽作品の観賞をすることができます。

この貴重盆栽展の開催期間中は日本盆栽協会によるギャラリートークが開催されるので、事前にスケジュールなどを調べて参加すると、この盆栽展の素晴らしさを一層楽しむことができます。また、毎年この「貴重盆栽展」には、日本国内だけでなく世界各地からも多くの来場者が訪れています。

「盆栽の日」の記念日に開催される「貴重盆栽展」は、展示されている貴重盆栽の素晴らしさや美しさに感動することができる盆栽展です。

日本全国に約1000点ある「貴重盆栽」

「貴重盆栽」として認定されている盆栽は、約1000点余りあります。この貴重盆栽は約30年前から日本盆栽協会によって、盆栽の歴史的価値や樹形などを総合的に判断して認定された盆栽です。そのため盆栽の日を記念して開催される「貴重盆栽展」には、毎年全国各地に存在している「貴重盆栽」として認定されている盆栽や盆栽美術館所地蔵の盆栽作品を併せてた銘品が出展されています。

貴重盆栽の認定制度は申請式ですが、盆栽の所有者のご意向によって貴重盆栽として認定登録されます。日本では約1000点の盆栽の銘品がこの貴重盆栽として認定登録されています。この貴重盆栽に認定登録された1000点の中には、歴史的著名人や偉人などが所有していた盆栽や樹種の珍しい盆栽などが多数含まれています。

貴重盆栽の第1号として認定された盆栽は大宮盆栽美術館所蔵のカリンの盆栽です。この盆栽作品をこの美術館で観覧する際は、この盆栽の歴史木的背景を思い浮かべて観覧することをおすすめします。

日本に1000点余り認定されている貴重盆栽を観覧する機会は少ないですが、毎年5月の「盆栽の日」に開催される大宮盆栽美術館の「貴重盆栽展」ではこれらの貴重盆栽の銘品を観覧することができるので、訪れてみませんか。