盆栽の針金掛けにおすすめの針金は、銅線です。また、針金掛けをする際に必要な道具は、「針金切り」、「ヤットコ」、「ハサミ」、「回転台」、「ピンセット」、「小ほうき」、「ノコギリ」の7点です。盆栽の樹形をより良い形に仕立てるために針金掛けは必要不可欠な作業です。この針金掛けの作業を上手に行うためには、銅線の針金と7点の道具がおすすめです。

針金掛けにおすすめの銅線

盆栽用の針金として市販されている主な種類には、銅線、アルミ線、合金線など多数ありますが、おすすめの針金は銅線です。銅線は主に工事現場などで建築資材用として使われている針金です。

針金の太さは、2種類の呼び名があります。盆栽では「~番線」というように~の部分に針金の太さが数字で示されています。この呼び名は針金を使う電機業界で使われている電線の太さを示した呼び方と同じです。銅線の太さは、普通6番線から24番線まであります。盆栽に針金を掛ける際は、出来るだけ多くの太さの種類の針金を用意してから始めると、針金をかける枝や幹の太さに適した針金を選んで使うことができます。

一般的に6番線から8番線の銅線は、幹を曲げたりする際に使います。8番線から10番線は目安として親指位の太さの枝、11番線から14番線は一指し指位の太さの枝、15番線から18番線はボールペン位の太さの小枝、19番線から22番線はマッチ棒や楊枝位の太さの細い枝を曲げる際に使います。22番線から24番線は芽先を起こす際に使います。

針金を盆栽で使う場合は焼いてから使います。銅線は硬いので焼かないでそのまま使うと、樹木の枝や幹などを痛めたり、幹などの樹皮に傷をつけたりすることがあります。そのため針金に和紙を巻いて使う場合もあります。和紙を巻いた針金を使った方が良い樹種は、樹皮が柔らかい楓、もみじ、欅、梅、ザクロ、柿、桜、ウメモドキ、杉などです。

一方、実際の針金の太さを示した呼び方で「~㎜線」と呼ばれている針金も市販されています。その針金の太さは、細い順から、0.5mm, 1.0mmなどといったように0.5mmずつ太くなっています。

しかしながら、銅線は焼かないと曲げたりすることが難しいため、初心者はアルミの針金でも大丈夫です。最近市販されているアルミ線は、盆栽用に作られたものがあります。銅線に比べてとても柔らかいので使いやすいですが、銅線より太めのタイプを使わないと、針金をかけても樹木が思うように曲がらないことがあります。また、アルミ線は色がアルミの色をしているので、銅線に比べて目立ってしまいますが、盆栽初心者が初めて針金を掛ける際は、おすすめの使いやすい針金です。

針金掛けに必要な道具7選

針金掛けをする際は針金以外に「針金切り」、「ヤットコ」、「ハサミ」、「回転台」、「ピンセット」、「小ほうき」、「ノコギリ」の7点の道具必要です。

「針金切り」は、太い針金用と細い針金用の2種の針金切があると便利です。「ヤットコ」は、太い針金を曲げたりする際に使うペンチのような形をしている道具です。「ハサミ」は、針金を掛ける前に不要な枝を切るための剪定バサミと枝切りバサミの2種が必要です。「ピンセット」、「小ほうき」、そして「ノコギリ」は、針金掛けをする過程で用途に応じて使う道具なので、一緒に揃えてから針金掛けをすると便利です。

「回転台」は、針金掛けをする盆栽を載せる回転台です。この回転台を使うと、盆栽の樹木を自由に左右前後に動かすことができるので作業もしやすくなり、樹木や針金かけの状態も見やすいです。

盆栽の針金掛けは、できるだけ多くの太さの種類の銅線の針金とその作業に必要な7点の道具を用意してから始めると、針金掛けの作業もしやすいです。