盆栽をやってみたいと思い立ったときに助けてくれるのは通信販売です。
通販を上手に利用するための注意点やコツについて学びます。

通販で用意できる盆栽道具

盆栽ばさみ・へら付きピンセット・股枝切り・盆栽用クマデ・土入れ・鉢底ネット・じょうろ・ふるい2種(6mm目・4mm目のもの)・針金・癒合剤・仕立て用の素焼き鉢・観賞用の鉢・土2種(赤玉土・川砂)・玉肥・盆栽入門用の本

盆栽初心者におすすめのセット通販

盆栽道具を1つ1つそろえるのが大変でしたら、セットになって販売されているものがおすすめです。
インターネットで注文すれば、松や梅など初心者にも育てやすい木と、盆栽ばさみやピンセット、病害虫対策の薬剤が詳しい説明書と一緒に送られてきます。
木は別に用意したいという人には道具だけがセットになったものが便利です。
盆栽ばさみ、ピンセット、土、肥料、薬剤など、すぐに必要になる道具が一度にそろいます。
まずこのようなセットから始めて、木の生長に合わせながら、道具を追加していくという方法もあります。
ただし木は生き物ですので、梱包を丁寧にしてくれ、返金保証のあるところから購入するのが安全で間違いはありません。
またメールや電話での質問も受け付けてくれるところであることも重要です。
お店によってはホームページ内に盆栽の育て方についての詳しい説明があったり、動画で分かりやすく学べるようなコンテンツが用意されている場合がありますので、調べてみましょう。

盆栽を通信講座で学ぶ

盆栽を始めようとしても、自宅近くで教室が開催されていなかったり、本を読みながらの独学では物足りなかったりする場合は、通信講座を利用する手があります。
おすすめは女流盆栽家の山田香織氏が開講している講座です。
山田氏の盆栽は華やかでありながら初心者にも馴染みやすいものが多く、モダンな作品を作りたいと願う人にはとくに人気があります。
月に一度、植物を含めた教材道具一式が届くので、DVDと詳しく書かれた手引きを参考にしながら盆栽を仕立てていきます。
DVDは盆栽作業の動きを目で確認でき、繰り返し見ることもできるので、自分のペースでスムーズに学習をすすめることができます。
盆栽が出来上がったら写真にとり、盆栽を作る際に感じた疑問点と一緒にまとめて、教室宛てに送ります。
その後、送ったものに添削が付けられ返ってきますので、それを見返すことで盆栽の勉強を深めていくことができます。
また教材と一緒に送られてくるカタログには、盆栽に必要な道具が載っており、通信講座を受けている人は店頭より安く購入できるのも魅力です。

盆栽をネットオークションで買うときの注意点

ネットオークションを利用して盆栽を購入するという方法もあります。
ですが個人同士の売買なので盆栽の様子は数枚の写真で確認するしかありません。
何よりも購入後の保証はないのでリスクが高くなるのも気になります。
オークションに出品されている盆栽を見てみますと、見栄えのいい角度から撮影されたものが多く、隠れた場所にある木の欠点を見つけるのは困難です。
疑問に感じることがあれば出品者に質問をしてみるか、競り落とす金額を低めに設定しての購入が賢明でしょう。
また配送には時間がかかり、発送に慣れていない出品者の場合ですと梱包に不備が出ることもあります。
盆栽が到着したらすぐに梱包を解き、水やりをしてしばらくは様子を見ながら管理しましょう。

豊富な盆栽機材を活かしたものばかり

さいたま市大宮盆栽美術館では、盆栽を広く普及させる取り組みとしてワークショップが多数開催されています。ワークショップは、学びや創造、トレーニングなど手法として知られ、会場は公共ホールや、スタジオ、美術館やカルチャースクールなどといろいろです。ワークショップとは、本来「作業場」や「工房」を意味しますが、現在では参加者が経験や作業を披露したり、ディスカッションをしながら、スキルを伸ばす場という意味を持つようになっています。盆栽美術館では、盆栽の数も豊富ですし、盆栽に関する機材も多数あるので、盆栽文化の発信拠点として相応しいワークショップの場と言えます。盆栽について様々な体験をしたり、いつもとは違った角度から盆栽にアプローチしたりと、興味深いものが多いようです。この盆栽美術館のワークショップについて
説明していきます。

「子ども向けワークショップ(11月)クリスマスの飾りをつくろう」

平成28年の一例です。期間は、平成28年11月27日(日)10時~12時で、場所は講座室となっています。小中学生を対象にした、松ぼっくりなどの自然の素材でクリスマスの飾りをつくるという、子ども向けのワークショップです。定員は講師の目が行き届く20人で、参加費は1000円。持ち物としては、どんぐり、松ぼっくり、木の葉、リボンなど、身近なもので飾りに使いたい物となります。美術館側でも素材は用意します。申込み方法は、ハガキもしくは受付で直接となり、ワークショップ名、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、学年、保護者氏名、日中連絡のつく電話番号を記入して申込みます。応募者が多数の場合は抽選となり、結果は応募者全員に郵送で連絡します。応募の締切は平成28年11月17日(木)となっています。

「盆栽ワークショップ(10月、11月、12月)」

平成28年の一例です。期間は平成28年10月、11月、12月で、場所は講座室となっています。このワークショップでは、盆栽の基本を学びながら、剪定や植替えをして自分だけの盆栽を作ります。
「10月」のワークショップでは真柏を対象にしています。日時は平成28年10月16日(日)第1回9時30分~11時/第2回 13時30分~15時で、定員は各回共13名です。参加費は2500円で、応募期間は9月19日(月)~10月6日(木)となっています。
「11月」のワークショップは桜を対象にしています。日時は平成28年11月20日(日)第1回9時30分~11時/第2回 13時30分~15時で、定員は各回共13名です。参加費は2500円で応募期間は10月17日(月)~11月10日(木)となっています。
「12月」は松竹梅の寄せ植えを対象としています。日時は平成28年12月18日(日)第1回 9時30分~11時/第2回 13時30分~15時で、定員は各回共に13名です。参加費は2500円で、応募期間は11月21日(月)~12月8日(木)となっています。
応募方法は応募期間内に受付もしくは郵便ハガキで、希望コース、住所、氏名、電話番号を記入して応募します。

「連続講座・盆栽アカデミー文化講座」

平成28年の一例です。期間は平成28年11月26日、平成28年12月23日、平成29年1月29日で、場所は市民会館おおみやと大宮盆栽美術館となっています。さいたま市では、盆栽に関心のある人が国内外から集まり、盆栽に関する知識と技術を体系的に学べる場として「(仮称)盆栽アカデミー」を平成29年5月に開講予定があります。この「(仮称)盆栽アカデミー」の座学形式の講義の中から、盆栽文化と深く関わりのある庭園史や園芸文化史等に関する特別講義を、同アカデミーの開講に先駆けて11月より3回にわたって開催するものです。内容は、第1回11月26日(土)午前に庭園史、第2回12月23日(金)13時30分~15時に園芸文化史、第3回平成29年1月29日(日)13時30分~15時に茶道史の予定で、会場は、第1回11月26日が市民会館おおみや、第2回12月23日が美術館2階講座室、第3回1月29日が美術館2階講座室となっています。費用は無料で、定員は各回40名程度で応募者多数の際は抽選となります。申込み方法は第1回応募期間11月1日~11月14日、第2回応募期間12月1日~12月14日、第3回応募期間1月4日~1月20日に、受付に直接か、ハガキに住所、氏名、電話番号、希望講座日時を記入して申し込みます。

知識などの吸収の場として活用

ワークショップの効果として期待されるものは、参加者同士の体験の共有や意見集約、コミュニケーションを深めることなどがあります。一般的にワークショップには、ものづくり講座、音楽や演劇ワークショップのような身体表現の学習と参加の場、各種体験セミナーなどが多いようです。となると盆栽のワークショップは、交流の場としてピッタリと言えます。美術館発信のワークショップの他に、盆栽園が行うものも結構多く見受けられます。しかし、一度は盆栽美術館のワークショップに参加してみたいものです。これから盆栽を始めるにあたっては、いろいろと環境が整っていると言えるでしょう。また既に始めている人にとっても、知識の吸収の場として活用できそうです。