埼玉には大正時代、盆栽愛好者によって盆栽村が形成され発展してきた歴史があります。
毎年開かれる大盆栽祭りには日本各地や海外からも多くの人が集まり賑わいを見せます。
盆栽が栄える街で選りすぐりの盆栽販売店について紹介します。

「新小雅良盆栽センター」

川口市の国道298号線側にある、安行の盆栽業者が扱う木を共販するセンターです。
広い敷地には2,000本を超える盆栽がそろっており、手頃な値段で販売されています。
木のサイズは10~20cmほどの高さの小品盆栽向けものが主流です。

豆盆栽や中品以上の盆栽はあまり置いていないので、そちらを探している人は希望の品を見つけることは難しいかもしれません。
ですが多種多様な苗や銘木と呼ばれる木も並べられているので、見ていて飽きることはないでしょう。

素材用の苗についてはある程度形が作られたものが多いので、盆栽をこれから始めるという人にピッタリです。
盆栽を収めるための鉢の取りそろえも豊富で、大きさも様々なサイズの中から選べます。
また盆栽道具や園芸に関した本、盆栽用土もあるので初心者はここで一通りの道具をそろえてから、盆栽作りを始めるのをおすすめします。

埼玉はさつきの木はよいものがたくさん出る土地です。
11月から始まるさつきの地ほり苗を手に入れて、花もの盆栽に仕立ててみてはいかかでしょうか。

住所:埼玉県川口市安行出羽1-1-19
電話:048-296-3301
電車を利用される場合は南北線の戸塚安行駅で降りて15分ほど歩いた場所にセンターがあります。

「公益財団法人 川口緑化センター 樹里安(じゅりあん)」

川口市内にあるおよそ8,000㎡の敷地に建つ鉄筋コンクリート造りの施設で、5階建ての1階に園芸販売店があります。
様々な植木や観葉植物などに混ざって盆栽も販売されていて、平日、休日ともにたくさんの買い物客で賑わっています。

植物のほかに素材用の苗、用土、肥料、鉢が所せましと並んでおり値段も控えめです。
植物についての深い知識をもったスタッフが多数いますので、盆栽についての質問にも丁寧に対応してくれます。

また展示ホールでは定期的に「小品盆栽展」、「山野草・盆栽・鉢物展」、「初夏の盆栽展」といった様々なテーマの展示会が開かれています。
盆栽展の開催中には盆栽の即売会がおこなわれることが多いので、足を運んでみることをおすすめします。
即売所には大抵、盆栽会の組合員がいますので、育てやすい木、形よく育ちそうな木などの選別を手伝ってもらうことも可能です。

住所:埼玉県川口市安行領家844-2
TEL:048-296-4021
開所時間:午前9時~午後6時(冬期の場合のみ、園芸販売店は午前9時~午後5時)
定休日:年末年始の12月29日~1月3日と年に2回の点検日

「安行花植木祭り」

毎年、春と秋に植物を主役とした大きなイベント「安行花植木祭り」が開催されています。
あゆみ野農協安行園芸センター、川口緑化センター、新小雅良盆栽センター、花と緑の振興センターなど複数の会場で同時開催され、多くの人で賑わうお祭りです。
祭り開催中は会場までシャトルバスが運行され、園芸教室の開催や会場の先着順に苗木や飲み物のプレゼントなどがあり、買い物以外にも楽しめるイベントが用意されています。

盆栽の買い物を目的とした場合は、まずは川口緑化センターに足を運びましょう。
苗木や盆栽などの植物がおよそ770種類集められ、その数35,000点にものぼります。
専門家による園芸相談コーナーもあるのであわせて利用してみてはいかがでしょうか。