桜は、山などの高所に生える山桜と低地に生える里桜に大別されます。品種は多数あります。

鉢に植えて育てられているものは、山桜と富士桜が広く愛好されています。花が咲く時期が長いフゲンゾウ(普賢象)や大輪の花が咲くカンザン(関山)、濃い紅色の花が下向きに咲くのが特徴のヒガンザクラ(彼岸桜)があります。いずれも日本の桜です。

盆栽の桜の置き場所

花芽を形成させるために、日照のよい所に鉢を置きましょう。また、枝葉を茂らせて充実させましょう。

ベランダなどで育てる場合は、こまめに鉢を日当たりのよい場所に移しましょう。

桜の盆栽

盆栽の桜の水やりのコツ

桜は乾燥に弱い樹種のため、鉢土の表面が乾きかけたら、たっぷりと水を与えましょう。一度、水切れをさせてしまうと、成長が止まってしまい、回復させるのが難しいです。

また、水のやりすぎも根腐れの原因になるので、注意しましょう。

晩秋に枝に葉が残っていれば、手入れは成功していると思って大丈夫です。

水やり

盆栽の桜の肥料の与え方

5月上旬から与え始めましょう。1回目は薄めの液肥を施し、6~10月の間は油かすの固形肥料を月1回与えます。

桜は、根腐れも起こしやすく、濃い肥料に対してはあまり強くありません。そのため、与え過ぎには十分に注意しましょう。

枝葉が充実すれば、花が咲きやすくなります。

肥料

盆栽の桜の植え替え時期

新芽が咲き始める3月上旬が植え替えに適しています。開花するようになった株は、花が咲き終わった後に植え替えを行いましょう。

用土は、赤玉土7、桐生砂2、腐葉土1の配合が一般的です。桐生砂が手に入らない場合は、川砂を少し多めに使いましょう。

植え替え

盆栽の桜の剪定ポイント

桜は切らない方がいいと言われていますが、正しい剪定を行うことで枝枯れを防ぐことができます。

剪定の時期は、芽吹く直前に行います。また、一番元気のある芽の隣を切りましょう。

樹液の流動が始まっている時期なので、芽の切り口が5~10ミリと太い場合は、墨汁などを塗っておくと安全です。

剪定

盆栽の桜の切り戻しと芽かき

盆栽の桜の切り戻しを学びます。伸びた枝を切り戻したい場合は、一番元気のある芽の上で切りましょう。すぐに芽吹くことはないので、枯れる心配はありません。

  • 発芽直前に、芽の上で切り戻す。
  • 芽のない位置で切ると、枝枯れを起こす。
  • 芽が固いうちに切ると、枯れやすい。

盆栽の桜の芽かきを学びます。懐枝(木の内側に向かって生えた枝のこと)になりそうな芽は、見つけ次第、かき取ります。

懐枝になってから切り除くと、その部分から枯れやすくなります。

桜の盆栽の育て方は、花もの盆栽で桜盆栽やもみじ盆栽の育て方と盆栽大会・盆栽展とは桜盆栽の剪定方法と松ぼっくりを使った盆栽と苔玉盆栽にも掲載しています。